一般外来

白沢眼科の一般外来

白沢眼科では、眼科専門医の立場から、角膜や結膜などの眼表面から眼球内、まぶたの疾患まで、眼科疾患全般について診療いたします。近隣の総合病院や大学病院とも連携をはかり、適切な治療を速やかに受けられる体制を整えています。

ものもらい

まぶたの脂腺や毛根に細菌が感染して炎症を起こした状態がものもらいで、まぶたの発赤や痛みなどの症状を引き起こします。原因となっている細菌感染を抑えるために抗生物質や抗生剤の目薬・内服薬で治療します。市販薬での対処も可能ではありますが、クリニックで処方する薬の方が効果が高くなります。多くの患者様がものもらいで来院されています。

結膜炎(目やに・かゆみ)

目やにが出たり、目のかゆみがあったりする時に第一に考えられるのが結膜炎です。細菌やウイルスなどが結膜に感染したり、花粉やホコリなど体に合わないものが目に入ったりした時に起きる疾患で、病気などで抵抗力が弱くなったときに感染しやすくなります。細菌性・ウィルス性・アレルギー性の3種類に分かれ、それぞれ原因や処方する薬が異なります。基本的にどの結膜炎でも処方された目薬を指示を守って使うことで改善します。

ドライアイ

眼は涙によってまわりの菌や異物から守られていますが、涙が減少して眼の表面が乾き、その乾燥によって眼が疲れたり傷んだりしている状態をドライアイと呼びます。眼球表面に傷が無い場合も少なくないですが、重症になると無数の傷がついているケースもあります。基本的に目薬での治療で対処しており、改善が見られない場合や重症の方には、涙点プラグと呼ばれる小さな栓で涙道を塞ぐ治療法を併用することもあります。目に涙が溜まるようにして、眼球の表面を潤わせ、目薬の使用回数を抑えることに繋げます。

眼精疲労

眼精疲労は眼に強い負担がかかり、休息によっても戻らなくなった状態を指します。眼の疲れは長引くと頭痛や肩こり、全身の倦怠感などにつながることもあります。眼精疲労は目薬で治すものというイメージをお持ちの方が多いですが、眼鏡やコンタクトレンズの度数が合っていないために起きている場合があるので、まずはそのような根本的な原因がないかを最初に確認し、必要に応じて正しい矯正に導きます。
また、ドライアイによって見え方に影響が出て、眼精疲労に至ることもあります。「目が疲れる」というだけでなく、目の重さやしょぼしょぼする感覚、目がぼやけたりかすんだりと、眼精疲労の感じ方は人によって異なり、原因として目の病気や身体の病気が関係している可能性もあるので、違和感を感じたらお気軽にご相談ください。

白内障

白内障は、眼の中でカメラのレンズの役割を果たしている水晶体が白く濁ってくる病気で、多くは加齢によって起こりますが、糖尿病やアトピー性疾患、飲んでいる薬などが原因となることもあります。初期の段階では、水晶体が濁るスピードを遅らせる目薬を処方して経過を見ていきます。
白内障による視力低下を改善する方法は現在のところ手術以外にないため、日常生活や仕事に不自由を感じた時点で手術を受けることをおすすめしています。当院では患者様の生活ペースを崩さずに受けられる日帰り手術に対応しています。

緑内障

何らかの原因によって視神経が障害を受けて、その部分が担当する視覚情報が脳に伝わらずに、視野が欠けたり狭くなったりする疾患が緑内障です。視野検査やOCT(網膜の断面図を解析する機器)を用いた検査を行い、緑内障やその予備軍であると判明した場合には、通常は眼圧を下げる目薬を緑内障のタイプや進行度、眼圧の高さなどに応じて処方する形で治療を進めます。症状が進んだ方にはレーザー治療や手術が必要になりますが、多くの場合は点眼薬で眼圧を低くコントロールし、病気の進行をくい止めることがもっとも有効とされています。

花粉症

花粉症は、スギをはじめとした植物の花粉が原因となって、目のかゆみや異物感、くしゃみや鼻水などの症状が引き起こされる疾患です。現在では日本人の5人に1人が花粉症に悩んでいるという話もあり、もはや国民病の一つともいえます。
眼科では基本的に目薬の処方で対応しており、かゆみを引き起こすヒスタミンなどの化学伝達物質を出さないように抑制する薬や、出てしまったヒスタミンを抑制して症状を緩和する薬、強い抗炎症作用を持つステロイド点眼薬などを症状に合わせて使用します。花粉が多く飛散している日には外出を避けたり、ゴーグルやマスクで防いだりという対処も効果的です。

飛蚊症

目の前に蚊や糸くずなどに似た小さな物体が浮遊しているように見える現象が飛蚊症です。眼球の中の濁りが影として網膜に映ることで起きる疾患ですが、病気としては生理的なものと病的なものに分かれます。
病的な飛蚊症の代表的なものは、網膜裂孔により起こる飛蚊症で、放置していると網膜剥離に進行して大きな医療機関での入院・手術が必要になるため、当院では網膜裂孔の段階でレーザー治療を行って進行を防止しています。飛蚊症を自覚し始めたとき、あるいは急に飛蚊症が増えたときには、重大な病気が隠れている可能性を考えて、精密眼底検査を受けることをおすすめします。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病によって網膜の血管が障害されて出血などを起こす病気です。初期では血糖コントロールを行うことで改善が見込めますが、網膜の血管がつまって血液循環が悪くなったり、新生血管という新しい血管ができてしまうとレーザー治療が必要になります。ここまでは自覚症状がありません。さらに、硝子体出血や網膜剥離などに至った場合には大学病院などで手術を受けていただくことになります。初期の段階では自覚症状がなく、自分自身で眼の異常に気づくことは難しいため、糖尿病と診断された方は、たとえ自覚症状がなく血糖の状態が良くても、眼科で定期的に眼底検査を受けることが必須となっています。

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性とは、加齢によって黄斑部と呼ばれる網膜の中心に障害が生じて、見えにくさを感じる病気です。視野の中心が暗く見えたり、ものがゆがんで見えたりすることから始まり、大きな網膜剥離や出血が起こった場合にはさらに広範囲にわたって見えなくなり、視力低下を伴うこともあります。加齢黄斑変性は2つのタイプに分かれ、「萎縮型」には現時点では有効な治療方法はありませんが、「滲出型」であれば複数の治療法から症状に合ったものを選ぶことができます。当院では定期的な検査を行って経過を観察し、治療により改善ができると見込めた場合には信頼できる医療機関にご紹介しています。

眼瞼けいれん(ボツリヌス療法)

眼の周りの筋肉が自分の意志とは関係なく収縮し、瞬きが正常にできなくなる疾患が眼瞼けいれんです。脳の神経回路の異常によって脳内から正しい指令が伝わらず、目の開閉がうまく機能しなくなるために起こります。
当院では、眼瞼けいれんに対してボツリヌス毒素製剤(ボトックス)を目の周りに皮下注射して、筋肉の緊張を緩めることで症状を緩和するボツリヌス療法による治療に対応しており、認定医の資格を持つ院長が診断と治療をおこなっています。しかし、体の疲れやストレスなどで発症しているケースも多く、その場合にはゆっくり休息を取ることでほぼ改善します。

眼瞼下垂

まぶたが下がっていたり、開けづらくなったりするまぶたの病気の一種です。加齢などの原因でまぶたを持ち上げる筋肉やそれに関係する神経の働きが悪くなることによって引き起こされます。必ずしも治療が必要な疾患ではありませんが、視界が狭くなったり、目が疲れやくなったりと、日常生活に支障が出てきた場合には手術を行うことで改善します。まれなケースですが、筋肉が疲れやすく弱くなってしまう重症筋無力症の症状の一部として眼瞼下垂が起こっていると判断された場合には、神経内科にご紹介しています。

近視・遠視・乱視

外から眼の中に入ってきた光は、角膜と水晶体を通り、眼の中のフィルムにあたる網膜上に像を映して物として見ています。この網膜像をきちんと結べずにピントが合わない状態になっているのが、近視、遠視、乱視などの屈折異常です。
屈折異常には近くの物は見えるのに遠くの物が見えない「近視」、遠くも近くも見えにくい「遠視」、物が二重や三重に見える「乱視」があり、眼鏡やコンタクトレンズによる矯正が一般的です。患者様のご希望に合わせて適切な方法をアドバイスいたしますので、お気軽にご相談下さい。

近視抑制治療

生活環境の変化もあり、近年ではお子さんの近視が昔よりも増えてきています。当院では点眼薬を1日1回点眼することによって近視の進行を抑制する治療を行っています。主な対象は6歳~12歳頃の学童期のお子様ですが、15歳前後までは強い近視に進むことを食い止める効果が見込めます。治療費は保険適用外となり、初診でかかる費用は検査代と1か月分の目薬代(1本2,500円+税)を含めて5,000~6,000円程度です。1か月後に診察・検査を行い、その後は3か月ごとに診察・検査に来院していただき、目薬を3本ずつ処方する形になります。(3か月分の目薬代と検査代で10,000円です。)